アモバンを飲むと起きられないときの対処法

アモバンを飲んで起きれないとき、寝起きが悪いときはどうすればいい?

 

「アモバンを服用するとよく眠れるけど、朝なかなか起きれなくなる…」

 

こんな悩みを持っている人もいるでしょう。

 

ただ、アモバンは超短期作用型の睡眠薬で、1時間ほどで聞いてきて、4~5時間で効果が半減する医薬品となっています。

 

→ 血中濃度や半減期から持続時間がわかる?

 

そのため、本来は「朝なかなか起きれない」といったことは起きにくい睡眠薬ではあります。それでもなお、起きられない、寝起きが悪いという場合は、以下の2つの原因が考えられます。

 

  1. アモバンと相性が良すぎて効きすぎる
  2. その他の医薬品が原因

 

アモバンが効きすぎている

 

アモバンが短期作用型といっても、効き目には個人差があります。通常、アモバンは4時間ほどで半減期を迎え、7時間たつころにはほとんど効果がなくなっています。しかし、効果が出過ぎる人の場合、平均よりも半減期や作用時間が長くなるケースがあります。

 

なので、そんなときはアモバンの投与量を減らしてみることを考えてみましょう。

 

投与量 血中濃度最大時間 半減期
7.5mg 1.17時間 3.66時間
10mg 0.75時間 3.94時間

 

↑はアモバンの投与量と血中濃度最大時間、半減期の比較となります。見てわかる通り、投与量が多いほど、早く効き始めて効き目も長持ちすることになります。なので、今服用しているアモバンの量を減らせば、効き始める時間は多少遅くなりますが、持続時間も減って朝起きやすくなることが考えられるのです。

 

処方してもらうアモバンの1錠あたりの用量を減らしてもらってもよいですが、ピルカッターなどで割って利用するのでもよいでしょう。

 

アモバン以外の医薬品が原因?

 

精神科で治療を受けている場合、医師によっては多剤処方を行っている可能性があります。つまり、アモバン以外にも、デパスやレキソタン、ソラナックスといったさまざまな抗不安薬を処方されている場合があるのです。

 

こういった抗不安薬にも睡眠効果はあるので、仮に夜中にアモバンの効果が切れたとしても、抗不安薬の睡眠効果が残っている可能性は十分にあります。なので、その場合は仮にアモバンだけをやめたとしても、「朝起きられない」という現象は収まらないかもしれません。

 

多剤処方は依存性や耐性がつきやすく、なかなか断薬できなくなる原因でもあります。もし朝どうしても起きられないという場合は、服用している医薬品の種類・量を減らしていくことを考えましょう。

 

→ アモバン【副作用解説!離脱症状を抑えるには】